第27回・山形鶴翔同窓会懇親会 |
![]() 次に鶴翔同窓会の中村副会長(昭和20年卒)が「本日、石黒会長がぜひ出席したいと約束していましたが、人間ドックと重なってしまい、急遽私が参ることになりました。渡部事務局長も出席予定でしたが、親類に不幸があって私一人が同窓会から出席です。加賀山新会長には7月1日の同窓会総会に出席していただき、貴重なご意見を頂戴しました。提案をどのように実行するか考えているところです。この総会には会員であればどなたも出席できます。ただご案内は郵送料の関係もあって主だった方々にしか差し上げていません。毎年7月1日午後5時から同窓会総会、終わって懇親会で会場もグランドエル・サンと決まっています。荘内日報には告知広告を出しています。庄内地区の会費を納入している会員にはご案内差し上げるのです。懇親会費を出していただければ自由に参加していただいて結構です。記念式典と記念講演会は午後1時から鶴岡市文化会館で開かれます。事前に学校の事務局に電話をくだされば結構ですので山形のみなさんもふるってご参加ください」と同窓会総会・懇親会と記念式典・記念講演への参加を呼びかけました。 次に同窓会支部の状況について「県外は5地区、百二十周年を記念して北海道にも支部ができました。仙台、新潟、東京、関西、県内は10地区に支部があります。特徴的な支部は、百周年を記念して設立の関西支部でHPも最初に立ち上げています。本部も早くHPを立ち上げろと発破かけられました。また独特の旗をつくりました。さらにこのような総会に出席するのが、家族結構ということです。奥さんが同窓生でなくとも同伴していい。初代竹内啓治会長が率先して奥さんを伴って出席されました。お年寄りの方がお見えになると家族でなく会員が車椅子を準備して対応し、幼い子供さんを連れたご夫婦で参加という姿も見受けられましたがこれは関西の同窓会だけにしか見られない情景です。関西は範囲が広いので開催の会場は大阪、京都、奈良、神戸で持ち回りです。日曜日の昼に開いておわって午後2時ころから近くの名所・旧跡を希望者でまわって解散という仕組みでした。仙台は必ず会員の方の30分間の講演を総会と懇親会の間に設けていました。それぞれ独自の特徴ある総会のもち方を考えておられます。ただ、どこの地区でも出席者が常連化しているので新しい人は敷居が高くて出席しないのではないか。これをどうするかが悩みのようです。加賀山新会長は「来年は関西の総会に出かけようか」というお話でした。それぞれの支部が交流されるのもお互いの発展のためによろしいのではないかと考えています」と支部の活動状況と悩みを披露しました。 そして最後にお願いとして「同窓会たよりの発送でも印刷費より郵便料がバカにならない経費になっています。運営は会員のみな様からいただく維持会費でやっています。維持会費は会員の1割5分の方しか納入しておられません。同窓会の運営はいま、容易でない状況なので経費の節約はやるが、維持会費を出来るだけ多くの会員から納めていただく運動を進めなければならないので『会長からのお願い』の資料も先ほど差し上げました。維持会費はこれまで郵便振替で納めていただきましたが、郵便局が遠いとか土日は休みという話もお聞きしたので今年からコンビニからでも納めていただける方式にしました。ただコンビニの場合は金額が2000円と決まっているそうです。これがちょっと悩みの点ですが、みなさんぜひ維持会費を納める会員を増やすために一声かけていただきたいとお願いします。納入率を初年度は現在の1割5分を2割に引き上げたいと考えています。鶴翔同窓会発展のためにもぜひご協力お願いします」と述べられました。 また、鶴工城畔会同窓会山形支部の小野寺副支部長は「この秋に鶴翔同窓会と城畔同窓会が芋煮の発祥の地、唐松観音下の河原で歴史と伝統のある両校の同窓会が合同で芋煮会を開催したことは画期的なことでした。鶴岡では狭い道路をはさんだ学校同士です。これからも仲良く絆を強めながら山形の地でお互いが切磋琢磨していきたいものです。 このお盆に庄内に墓参に行ってきました。山形県内では今年は「天地人」とか、モンテディオ山形のJ1昇格など素晴らしいことがありました。庄内では映画「おくりびと」がアカデミー賞受賞で大盛況でした。この機会にわが故郷羽黒町の一角にある映画村を家族で訪れてみました。当初はたいしたことはないのではと安易に考えていたのですが、なんと物凄い人です。これは大変な資源と直感しました。素晴らしい規模ですね。庄内の核となって観光地として賑わいを示すのではないかと思いました。私も山形で市会議員を24年間やらせてもらいました。あれが山形にあったらなあと思って帰ってきました。これから庄内は繁栄すると実感を持ちました。いまわれわれは山形に住まいしていますが、庄内に負けないようこの山形の発展のために立場は違ってもがんばっていかなければならないと思って帰って来ました。わが故郷が発展することは非常に喜ばしいことです。これからも故郷を愛しながら、母校を愛しながら健康で元気で過ごしたいものです。鶴翔会のますますのご発展とみなさまのご健勝とご活躍を祈念します」とお祝いの言葉を述べられました。 乾杯は佐藤新一顧問(昭和16年)が「わが山形鶴翔同窓会は総会の出席人数が減ってきて、何のための存在か?と言われつつあります。このようなときに、新会長に加賀山君が就任してそうした雰囲気を払拭して新しい鶴翔像を確立してくれると思います。鶴中の歴史から見てわれわれのパワーは山形県を揺るがすイベントの集まりがわが同窓会総会とならなければ鶴中健児といわれるものでない」と沈滞ムードの雰囲気に活をいれるスピーチ。 このあと渡部若子さん(昭和29年卒)が日本舞踊とマジックショーを披露し、先輩・後輩・同期生が来賓のみなさまと盃をかわして交流の輪が一段と広がりました。また、第13回危険業務従事者叙勲で去る5日に県警本部長から勲記叙勲の伝達を受けた黒田藤一さん(昭和32年卒)が紹介されました。黒田さんは「9日に皇居で妻ともども皇居へ参内し天皇陛下の拝謁を受けて感激の極みでした」とスピーチ。全員で再び杯を挙げ黒田さんの栄誉をたたえました。 このあと佐藤欣哉さん(昭和40年卒)が「今年度の実行委員としてわれわれ9人が出席して総会と懇親会の運営にあたり、盛り上げを図りました。来年度の実行委員として昭和41年73回卒業の芦野真一郎さん、五十嵐勉さん、齋藤伸一さん、齋藤誠さんを推薦してバトンを引き継ぎます。ただ残念なことにきょうはどなたも出席していません。決意表明してもらえませんがわれわれ実行委員の9人以上のメンバーを動員して盛り上げていただきたいと思います」と述べました。 続いて保科幸夫さん(昭和44年卒)の指揮で「鶴翔」と「城畔」に大きな拍手でエールを送りました。 万歳三唱は鶴工城畔会同窓会山形支部の齋藤正三幹事長の発声で元気に行い、閉会の挨拶を和田英光副会長(昭和37年卒)が「出席者が少ないといわれていますが、救いは平成卒業の会員が出席していることです。これを絆にがんばって行きたいと思います」と述べて懇親会を閉じました。 。 |
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松浦 孝一 校長 | 中村昭太郎 同窓会副会長 | 小野寺城畔会副支部長 |
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第27回山形鶴翔同窓会・懇親会出席者(卒業年度順) |
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